既存防水はFRP防水で施工されていました。施工前はご覧のとおり。
非常に状態が良くFRP防水の積層で改修工事をご提案しました。
が、しかし・・・。“ウレタン防水の通気緩衝工法で仕上げてほしい”お客様の強いご希望でした。
FRP防水の上からウレタン防水通気緩衝工法で施工しても下地の湿気を抜くことはできません。
通常の防水仕様にはない工法のため弊社で防水仕様を提案し防水材料メーカーと協議しました。
弊社の提案した仕様で問題ないとのことですので施工開始です。
先ずは既存防水層から通気させるためできるだけ多くの穴をあけます。
既存FRP防水層と通気マットの接着を良くするためサンダーで目荒しを行います。
今回使用する通気緩衝シートはボンドで貼りつけるタイプではありません。
プライマー(FRP下地専用)塗布後に自着層付きシートを使用しました。
ボンドとプライマー(FRP下地専用)ではプライマーのほうが接着力があるためです。
ウレタンは金鏝で塗りつけます。
2層目です!
トップコートをローラーで塗布し完了です。
今回の防水仕様は既存FRP防水層の下から湿気を抜いていますので既存防水層からの膨れも防いでくれるでしょう。仕上がりもGOODです!
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